幼児期からの矯正歯科

治療は、不正咬合の状態によって一人ひとりによって違いますので、開始は何歳からと断定するのは、とても難しい事です。何歳からでも始められますが、より効果的な結果を得るためには、「本当は幼児期から矯正歯科医が定期的に観察して行くのが理想です。なぜなら、歯並びや口元、咬み合わせの問題は、歯の土台となるあごの形や大きさと切っても切れない関係にあるからです。

・早期治療と本格治療

早期治療は、まだ乳歯の時期(乳歯列)や、乳歯と永久歯が混じりあった時期(混合歯列)にあごの成長を見ながら咬み合わせやあごの形、大きさなどの改善を行うものです。この時期の適切な治療は大切です。早い時期に問題点を見つけて治し、良い方向に誘導するのが早期治療の目的です。

本格治療は、大人の骨格としてあごの成長がある程度予測できたところで、永久歯の良い咬み合わせと歯並びを得る為に、矯正装置を使って本格的に取り組む治療です。

開始時期は、アンケート調査では十~十二歳が38%と一番多く、次いで十三~十五歳でした。

出っ歯の場合はあごの成長を利用して治すのでもう少し早くから始めることが多く、逆に下顎前突の場合は、新町の伸びがゆるやかになるのを待って本格治療を始めることもあります。

・早期治療の大切さ

歯並び自体は大人になってからでも治せますが、あごの骨のコントロールは成長期のほうがずっと容易です。

もしも、子供の歯並びや口元が気になるのなら、単に美しさだけでなく、歯とあごのバランスやトータルな機能の増進という点から考えて、早期治療が得策という場合があることを、知っておいて下さい。

・早めの相談が一番です

早期治療を含めた矯正歯科治療の実際の開始年齢ということになると、一般的には七~八歳が多いでしょう。

しかし、受け口や開咬、交叉咬合など、四~五歳の乳歯列の段階から治療した方がよい場合もあり、相談だけは何と言っても早めがベストでしょう。

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